台湾留学、ワーキングホリデーで
台湾にお越しの皆様こんにちは!
遊学台湾です!
2月に入り台湾の大学の
募集要項がだんだんと出てきましたね!
この間、大学情報を2弾にわたって
ご紹介しました
今回も台湾の大学情報をお届けいたします!
今回紹介するのは
台湾の雲林科技大学!
2024年下半期より、TSMCと提携し
日本人学生に向けて
半導体人材育成プログラムを開設し
日本人の高校卒業生、専⾨学校および
短期⼤学卒業⽣の
募集を始めました。
今回は、2025年9月入学の募集要項を
まとめていきたいと思います。
興味のある方は、ぜひご参考まで!
前回の記事はこちらから
雲林科技大学大学について
雲林科技⼤学は、台湾の国立大学の一つで、
台湾国内科技大学ランキングでTop1となり
世界中で影響力のある
Times Higher Education
World University Rankingsの
「2024-2025年世界の最優秀大学ランキング」で
851位となっています。(2024資料)
雲林科技⼤学にはエンジニアリング
機械の他に
経営、デザイン、社会科学などあり
複数の専⾨分野を学ぶことが可能です。
アクセス
①高速鉄道:
雲林駅より
201路雲林站⇔雲林科技⼤学バスで約45分
②台湾鉄道:
斗六駅より
バスまたはスクールバスで約10分
TSMCについて
TSMCの正式会社名は
「台灣積體電路製造股份有限公司」
1987年に設立された世界最⼤の
半導体受託製造企業の⼀つで
本社は新⽵サイエンスパークに
位置しています。
TSMCは、幅広い種類の
集積回路を製造しており
多様な分野で活⽤されています。
⽇常⽣活で使⽤される多くの電化製品も
TSMCの半導体技術を用いています。
TSMCは台湾の経済と社会に
大きな影響力を持ち
台湾では「護國神山」とも呼ばれています
半導体プログラムについて
半導体の専門人材を培うため
雲林科技大学はTSMCと提携し
5年で一期の「半導体プログラム」提携計画を
契約しました
近年、TSMCが日本の熊本に
工場を設立する等のきっかけで
日本人の半導体人材の育成を優先しています。
カリキュラム紹介
半導体人材を培うため
機械工学学科と
工業工学及びマネジメント学科の
学科が共に、
半導体プログラムを運営しています。
半導体プログラムは、
計測工学、製造モジュール
スマート製造等の
専門分野に細分類できます。
学生は幅広く半導体の
専門知識を身につけられます。
◆募集対象
①日本の高校を卒業し機械⼯学学科
または⼯業⼯学及びマネジメント学科を
志望する者。
②日本の専門学校、高等専門学校
短期大学卒業生以上で
機械⼯学学科
または⼯業⼯学及びマネジメント学科を
志望する者。
①高校卒業生
a.機械⼯学科0+4特別コース
機械工学学科0+4特別コースを申請して入学
入学後、機械分野だけではなく
計測工学、製造モジュール、スマート製造等
半導体関係のプログラムも選択して
履修することが出来ます。
b.⼯業⼯学及びマネジメント学科の
0+4クラス附属
⼯業⼯学及びマネジメント学科の
0+4クラス附属を申請
入学後、工業工学及び管理だけではなく
計測工学、製造モジュール、スマート製造等
半導体関係のプログラムも選択して
履修することが出来ます。
②専門学校、高等専門学校
短期大学卒業生以上
機械系2+2特別コースを申請して入学して
専門科目を
自由に選択して履修することが出来ます。
コース特徴
◆機械⼯学科0+4特別コース
a.学制:大学4年制
b.専門分野:電気機械統合と⾃動制御
機械製造と材料⼯学、機械設計と固体⼒学
エネルギー⼯学と熱流技術等
c.卒業所要単位:最低136単位の修得が必要
共通必修30単位、専⾨科⽬の必修77単位
選択は29単位
136単位を修了すると
TSMCの半導体「計測⼯学プログラム」の
必修/選択必修の
8科⽬と選択科⽬の3科⽬と相殺されます
d.実務プロジェクト:
⼤学3年次に1年間の
「実務プロジェクト」があり
機械システム設計の学習や
機械⼯学研究の実⾏など
実践的且つ実務的な経験を学⽣に提供
e.インターンシップ:
⼤学4年次には、企業マッチング会や
個⼈の応募で
インターンシップの機会を
得ることができます
インターンシップ期間は
原則として1学期ですが
最⼤2学期までの延長も可能です。
夏休み期間中にインターンシップを
⾏うこともできます。
◆⼯業⼯学及びマネジメント学科の
0+4クラス附属
a.学制:大学4年制
b.専門分野:⽣産製造、統計品質管理、⼈間⼯学
情報技術、作業研究と決断科学、
ロジスティクスとサプライチェーン管理
ヘルスケア産業管理等
c.卒業所要単位:最低136単位の修得が必要
共通必修30単位
専⾨科⽬の必修77単位
選択は29単位(12単位は他の学科選択科
⽬を含むことができます
136単位を修得すると、TSMC半導体
「スマート製造プログラム」の
必修12科⽬、必修選択3科⽬、選択6科⽬と相殺されます
d.実務プロジェクト:
大学 3年次の下半期から4年次の上半期にかけて
1年間で行われます
e.インターンシップ:4年次の下半期には
学校による企業マッチングや⾃主応募で
インターシップの機会を得ることができます。
◆機械系2+2特別コース
a.学制:大学2年制+修士2年制
b.専門分野:メカトロニクス課程、機械製造、
機械設計、熱流体エネルギー⼯学域等
c.卒業所要単位:
• 大学2年:卒業には最低74単位の修得が必要
共通必修10単位
専⾨科⽬必修25単位
専⾨科⽬選択は最低39単位
• 修⼠課程:2年間で最低34単位
専⾨科⽬必修7単位
専⾨科⽬選択は最低27単位
合計 108単位を修了すると
TSMCの半導体「計測⼯学プログラム」
必修/選択必修8科⽬と選択科⽬3科⽬と相殺されます
d.実務プロジェクト:
大学の1年次に1年間行われます
e.修⼠論⽂:⼤学院の専⾨研究として
2年間⾏われます
学⽣に機械システムの設計や
機械⼯学の研究実⾏などの
実務能⼒を提供します
f.インターンシップ:
大学の2年次の第2学期には、
企業マッチング会や
個⼈的な応募によって業界での
インターンシップの機会を得ることができます。
インターンシップ期間は1学期を限度とし
夏休み期間中にインターンシップを
⾏うこともできます
奨学金について
◆毎学期学費免除
免除金額:日本ドル282,000円/学期
(約台湾ドル6万元の学費が免除)
◆毎⽉給付型奨学⾦
給付金額:日本ドル47,000円/月
(約台湾ドル1万元の生活費が提供)
まとめ
半導体の専門研究・製作する台積電(TSMC)は
台湾の経済・政治にも
大きな影響力を与えています。
日本の熊本にも拠点を設立したのをきっかけとし
日本人の半導体人材がニーズとなり
台湾の大学と提携し
日本人向けの半導体人材培う
プログラムが展開されました
半導体業界に興味を持ち
半導体業界に入りたいといった方々は
ぜひ、ご参考ください!